1. 簿記3級の先を見据え「1か月合格」に挑戦
簿記3級の試験日が、ちょうど学習開始から1か月後に控えていました。
当時キャリカレが掲載していた「簿記2、3級を3か月で合格」という広告を見つけ、最短合格を狙って教材を取り寄せることに。
もともとFP2級の受験も先に控えていたため、時間をかけていられないということもありました。
「3級は2級の前の1か月で合格できる!」といううたい文句にのり、挑戦を決意したのです。
2. キャリカレを選んだ理由
FPは独学にこだわっていましただ、今回簿記で独学ではなくキャリカレを採用したのには、いくつか理由があります。
- FPより簿記の方が専門性が高い → テキストと問題集の行き来だけでは厳しいと感じた
- 3級・2級の教材がセット → そのまま2級へステップアップできる
- 動画講義がある → テキストだけでは理解しづらい部分も映像で分かりやすい
- 返金保証 →合格できなければ全額返金を謳っていたので教材の自信を感じた
- たまたまキャンペーン中 →半額キャンペーン中だった
特に動画講義は「読むだけ」では理解が追いつかない簿記において大きな魅力でした。
3. 学習開始!動画→テキスト→問題集のサイクル
実際に学習を始めてみると、やはり動画があると理解度は全然違いました。
仕事終わりの勉強は眠気との戦いですが、動画ならテキストより眠くなりにくいですし、巻き戻して見直せるのも便利です。
私の学習サイクルは、
- 動画でインプット
- テキストで知識を整理
- 問題集でアウトプット
という流れ。
また問題集は直書きせずコピーを活用。繰り返し解けるように工夫し、どうにか2周して試験を迎えました。
4. 初挑戦の結果は不合格
会場で一斉に行われる3級試験を受験。
結果は…不合格。
思った以上に問題を解けず、自分の中では「しっかり勉強したつもり」だっただけに衝撃を受けました。
振り返ってみると、仕事をしながらの1か月学習では自分の頭脳では理解が追いつかず、さすがに甘かったようです。
キャリカレのシステムでは添削問題を解いて郵送して回答にコメントをもらうという流れがありますが、私はそれは利用しませんでした。
そもそも動画の学習がメインで始めた教材ですので、郵送のやり取りはちょっとめんどくさくなったのが正直な理由です。
その辺をもともとのプログラムから端折ってしまったこともあってか1か月での合格は私には厳しい挑戦でした。
5. 方向転換!3級を飛ばして2級へ
ただ、この不合格がきっかけで「方向転換」を決断しました。
簿記は3級を持っていなくても、いきなり2級から受験することが可能です。
また、ネット試験であれば落ちてもすぐに再挑戦できる仕組みがあることを知り、
「会場試験を待つよりネット試験で短いスパンで受ける方が効率的」と考えました。
スケジュールを考えると、会場受験に合わせていたらFP2級の勉強がどんどん遠のいてしまいます。
そこで私は、3級を受験せず、2級のみに挑戦する という決断を下しました。
もちろん3級は基礎にあたるので、受験はしなくても学習は継続。
やり方は邪道かもしれませんが、「最短で2級合格を優先する」という方針で進めることにしました。
まとめ:次はいよいよ2級挑戦へ
こうして私は「3級は学習だけにとどめ、受験は2級から挑戦する」という道を選びました。
ネット試験を活用すれば、合格するまで短いスパンで何度も挑戦できます。
次回の【後編】では、実際に簿記2級に挑戦し、ネット試験で失敗しながらも合格をつかむまでの過程をお話しします。
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